みなさま、おはようございます。
今日は、赤ちゃんがぐっすり眠ってくれる母乳のあげ方についてお話ししたいと思います。
母乳の赤ちゃんは、すぐにお腹が空くので、なかなか長時間眠ってくれませんよね?
我が家のあかちゃんも、生まれて1ヶ月ぐらいまでは、1時間も経たないでおっぱいを欲しがっておりました。
一日中あかちゃんにおっぱいをあげているような感じで、
かあさん、ふんっとにバテバテでしたっ。
そんなお疲れモードだったわたくし、あかちゃんが生後1ヶ月を過ぎたころ、イギリス人助産士さんが主催しているbreast feeding consultation(母乳育児相談)に、行ってみたのです。
今日、ご紹介する方法は、その時にイギリス人助産士さんから教わった方法ですよ。
もったいぶらないで、早く教えなさいよ〜と思ってますね?
では、早速、その方法とは・・・
片方のおっぱいで最低15分〜20分連続して飲ませる!
です。
え?左右交代して5分ずつじゃないの?
と思われましたね?
違いますよ。
交代せずに、連続して片方で15分から20分飲ませてくださいっ!
日本では、左右交互に5分ずつ、合計20分あげる・・・というセオリーが一般的だと思いますけど、そうじゃないんですよ。
その理由を以下にお話ししますね。
実は授乳中の母乳には2タイプがあるんです。
最初に出てくる母乳で脂質が少なくて水分量の多い半透明の前乳(fore milk)
そして後から出てくる脂質が多くて濃い乳白色の後乳(hind milk)
の2つです。
おとなの食事に例えると
前乳=「前菜」
後乳=「メインディッシュ」
といった感じでしょうか。
もし、左右5分ぐらいずつあげて、赤ちゃんがおっぱいから離れたら、
「前菜しか食べてないのに、お腹いっぱいになった」
と勘違いして
あとでやっぱり
「メインディッシュ食べてないから腹減った〜」
ってなことになるわけです。
片方のおっぱいを連続して15分から20分吸うことで、赤ちゃんが後乳(メインディッシュ)をたっぷり飲むことができるんですよ。
こんな風に飲ませると、飲み終える頃には量的にも質的にも満足します。
母乳の赤ちゃんは、ママののおっぱいを吸ったことで程良く疲れ、さらにママの体温を感じ、心音等を聞くことで、
安らかな眠りへと導かれる
のでございます。
そんなこと言ったって、
うちの子は1回に5分しか飲まないんですけどっ。
って方もいらっしゃると思います。
そういう場合は、5分だけ飲ませた後に、また同じ方のおっぱいから飲ませるようにするといいようです。
※1回の授乳合計が15分から20分というのはあくまでも目安です。赤ちゃんが満足しておっぱいを離してくれたら、OKと思ってください。
※片方ずつ飲ませる場合、次のサイクルでは必ず反対側のおっぱいを飲ませてください。
※飲み方には個人差があるので、この方法でもぐっすり眠らない子もいるかもしれないです。ご了承ください。
ちなみに、我が家のあかちゃんには、この方法が合っていましたよ。試してみてくださいね♪