常夏のマレーシアで、fabric flower artist(布花作家)として講師業を中心に活動しています。レッスンでは、自らデザインしたオリジナルのパターンと、独自の染色法で指導しています。また、制作時にはカラーとスタイリングの知識をベースに、「お客様に似合う色」や「似合うデザイン」を提案させていただいています。レッスンやスクールのお問い合わせは、facebookより受け付け中です!

2014/09/09

紫雲英(ゲンゲ)のコサージュ


みなさま、こんにちは。いかがお過ごしですか?

今日は火曜日、布花レッスンの日でした。

朝から、マーガレット、白玉つばき、しゃくやく(2色)、一日中バタバタと色出し。みなさん、待っていらっしゃるので、できるだけ早く、かつ、みなさんのご希望の色を出せるように頑張りました。

どれも、一度も作ったことのない花ばかりなので、かなりプレッシャーでしたが、何とか午前中のうちにほとんど出せたので、ほっとしました。

平行して、新しく入会されたNさんのカスミソウのコテ当て、午後からは組立て方をお教えしました。


途中から、自分でも、何がなんだか分からない感じになってまって・・・。バタバタすれば何とかなると思ってやってみましたが、私のせいでみなさんも慌しく製作することになってしまうのは良くないなと反省。

慌てて作った花は、やっぱりいい花には仕上がらないと思うのです。だから、少しお待たせすることになってしまっても、お一人ずつに、もうちょっとお時間を割いてゆったりと教えられるようにしたいなと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、今日のお花はこちら


紫雲英(ゲンゲ=れんげ)


いや、れんげ風コサージュ? です。



型紙、作り方がなかったので、花の写真を見ながら製作。本物は小さなお花がたくさん集まっているのですが、布花でそれを表現するのは至難の技。というわけで、今回は抜き弁を使って、ゲンゲっぽく見えるように組んでみました。

花も小さいし、簡単にできるだろうと思っていたのですが、意外と大変でした。工程が多くて、パーツも小さかったので、最後には「なんでこれ作ることにしちゃったんだぁ」と自分で自分にツッコミたくなる状態でした。


実はこのコサージュ、お嫁入り先が決まっています。れんげ組の先輩から、甚平のお下がりをいただいたので、そのお礼です。

気に入ってもらえるといいなぁ。

 
それでは、みなさま、ごきげんよう。