みなさま、こんばんは。
こんな夜更けにブログ更新デス。
昨日夕方、無事ペナンより戻りました。ペナンでは、新しいお仕事のお誘いをいただいたり、いろんな方との出会いがあったり、公私共に、大変充実した旅となりました。
珍道中の模様もUPしたいところですが、なんと320枚以上写真を撮影してしまい、どこから手をつけたらいいのか、途方にくれております。
そこで、Fabric Flower Artistとして、これだけは絶対にUPしたいと思うものがありましたので、まずはそこだけ?UPしてみます。
画像から
じゃじゃーん!
これ、何だと思いますか?
Pinang Peranakan Mansionで見つけた「Belle Jar」という室内装飾品です。
写真の通り、どう見ても中身は「布花」ですよっ!
Belle Jarはビクトリア王朝時代にイギリスで始まった室内装飾で、元々は鳥の剥製などデリケートなものを飾るためにガラス容器を使っていたのが始まりだそう。それが、イギリス統治時代にプラナカンの女性(nyonya=ニョニャ)たちの間で広まり、このような装飾品が生まれたそうです。
このBelle Jarを見つけた時は、一人でテンションMAXでございました。
他の観光客の方は、どなたも見向きもしないのに、一人でジャーを激写(笑)
博物館の中は、暗かったので、絞りもF1.8まで最大限に開放。シャッタースピードも20以下。それなのに、三脚なし(笑)
もう、ありえない設定で、ちっちもグズるし、焦るし、ブレブレの写真しか撮れてなくて、本当に残念ですが、辛うじて見れるものをこちらにUPしました。
薄いテンセル生地に、一つ一つ細いワイヤーを渡して、ふっくらと仕上げた花びらたち。
100年以上昔の女性達が、今の自分と同じように、一枚一枚花びらを整えて布花を作っていたんだなぁと思ったら、もう、嬉しくて嬉しくて。
一人、感動に浸った一日でした。
うわっ、こんな時間。
寝ますっ!
おやすみなさい。