洗い上がった真っ白な布おむつが風に揺られているのを眺めるのは、母としてささやかな喜びを感じる時です。真っ白なおむつは、あかちゃんにとっても清潔で気持ちいいですよね!
この白さをキープするのに、下洗いしたり、こすったり、大変な手間をかけているお母さんもたくさんいらっしゃると思います。
特に、モスリン布おむつは、80cm×80cmの大きな正方形をしているので、おトイレでの振り洗いでは、なかなか汚れが落ちにくいかもしれません。 使い始めは真っ白だった布おむつが、次第に黄ばんできたりシミになったりすると、不衛生に見えるし、ママとしては気になりますね。
実は、モスリン布おむつは、汚れたらすぐ「簡単なお手入れ」をするだけで下洗い必要がなくなるんですよ!
今日は、我が家で実践しているモスリン布おむつの白さをキープできる簡単な洗い方をご紹介したいと思います。
※お洗濯方法については、各ご家庭でいろいろなやり方があると思いますので、あくまでもお洗濯方法の一例として参考にしてください。我が家では、ナチュラルクリーニングを実践していますが、お洗濯に使う重曹や酸素系漂白剤で肌が荒れる赤ちゃんもいます。もし、トラブルがあっても*M-SELECT*では一切責任を負いかねます。以上のことをご理解いただいた上で、洗濯方法をご覧いただきますようお願い致します。
それでは、前置きが長くなりましたが、ここから洗い方です。
<モスリン布おむつの洗い方>
A.おしっこ編
1.おしっこしたら、すぐにモスリン布おむつをはずし、折りたたんだ状態から一枚布に広げる。
2.広げて一枚布になった状態で、重曹を小さじ1ぐらいいれたバケツにつけ置きする。
3.つけ置きした布おむつをそのまま洗濯機へ入れ、洗濯洗剤を入れて普通に洗う。
4.洗濯が終わったら、日向に干す。
(ポイント) モスリン布おむつをつけ置きするときは、必ず「広げて」つけておきましょう。汚れが落ちやすくなり、雑菌もわきにくいので、においが少なくなります。重曹は汚れを落としやすくしてくれるだけでなく、消臭効果もあるので、おすすめです。
B.うんち編
1.うんちしたらすぐにモスリン布おむつをはずし、たたんだ状態のまま、他のところにうんちがつかないようにする。
2.たたんだ状態のまま、うんちのついている部分を水圧の一番シャワーまたはホースで流す。(ここで布おむつ表面のうんちがほとんど流れ落ちます。)
3.2.で表面のうんちが取れたら、モスリン布おむつを広げ、隙間に挟まっているうんちをさらにシャワーやホースで洗い流す。
4.おむつがほんのり黄色いかな?と思うところまで流したら、重曹を小さじ1ぐらい入れたバケツにつけ置きする。
5.おしっこのおむつと一緒に洗濯機へ。おしっこと同じ要領で洗い、日向に干す。
(ポイント) モスリン布おむつは、ガーゼのように目の荒い生地でできているので、表面の汚れを水圧で吹き飛ばすようにすると驚くほど簡単に汚れが落ちます。もみ洗いや、振り洗いすると、おむつ生地の織り目にうんちが引っかかって、とれにくくなりますので、要注意!
C.それでも落ちない頑固なうんちのシミ編
1.B.の手順で洗濯機洗いまで済ませる。
2.お洗濯の終わった布おむつを濡れたままの状態で、40℃〜50℃ぐらいのぬるま湯に酸素系漂白剤大さじ1を加えたバケツにつけ置きする。
3.30分から1時間ほどつけ置きしたら、すすぎ・脱水して日向に干す。
(ポイント) 漂白する時は、酸素系漂白剤を使ってください。また、一度お洗濯した布おむつを漂白するようにしてください。汚れたまま漂白剤につけると、シミ抜き効果は半減します。ぬるま湯でつけ置きすると漂白効果がさらにUPして真っ白になります。除菌もできますので、匂いが気になるときにも、この方法はおすすめです。
なぜだか分かりませんが、布おむつは日向に干すと真っ白になります。お天気のいい日は、できるだけ日に当たる場所に干してみてくださいね。
我が家の布おむつを干しているラックはIKEAのものです。モスリン布おむつがちょうど広げて干せる長さです。お値段もお手頃だし、使わないときは折りたためるので便利ですよ。
次回は、モスリン布おむつの使い方-4-<番外編>ということで、モスリン布おむつの「意外な使い方」をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!
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